日経平均に対して上昇続ける図書印刷株価は注目の株

日経平均の株価の上下で、近年上昇を続けているのが図書印刷株価です。図書印刷株価は2011年から2012年頃最安値が116円台になるなど低い時期がありましたが、その後着実に上昇しています。図書印刷という名前からしてまず基本となる事業は雑誌の印刷ですが、有名な出版社や雑誌社に複数納入しているために安定しています。有名な雑誌は現在堅調ですから図書印刷株価にとっては好材料です。また、学校関係では小学校の指導書や中学校の教科書を手掛けていますが、こちらも得意分野です。そして力を入れているのがカタログ、パンフレット、就職雑誌関係です。この中では、就活などで取引先のリクルートが好調ですからそれに伴って図書印刷株価も高値を維持しています。企業全体の宣伝も多くなっていますから、カタログなども好調です。カタログやチラシで競合する三浦印刷や、包装紙や美術印刷の野崎印刷などライバルの上場企業もあるのですが、現在は相乗効果で図書印刷にとっての好影響となっています。新しい事業としてはデジタルサイネージがあります。これはお店や駅、地下街などにある映像の看板、通称電子看板ですが、これを関西の郵便局と提携することになりました。規模が広いですからこれも安定材料です。また、図書印刷は埼玉の川越と静岡の沼津が工場ですが、沼津の工場を一新して改革しました。これも、利益上昇に効果的です。印刷事業は円安によって用紙の値上がりという不安要素がありますが、1割の値上げという中で納まっています。これは、コスト削減や好調な事業で補填できます。図書印刷は有望な事業を多く抱えている企業ですが、株の値は日経平均と比較するとまだ高いとは言えません。これは、数年前低めだったために今まだこの段階だから、という理由と思われますので、日経平均と比較し高くなる前に注目しておきたい株と言えます。